自分本位にならないこと
私が現在担当している業務は、日野自動車の販売会社や整備工場からの依頼を受けて、取引先企業へ補修用部品の手配をすることです。部品の種類は膨大なため、取引先の数も多く、現在10 名いる調達業務のメンバーそれぞれが複数企業を担当しています。
補修用の部品は、たとえばボルト1本などその都度必要になるものです。しかし、一つひとつ発注しているとコストが高くなったり、納期が長くなったりするため、その調整が必要です。取引先企業の規模は小規模な町工場から大手部品メーカーまでさまざまですが、それぞれに事情があり、それをきちんと理解したうえで交渉をしていくことが大事です。
状況に応じて
答えが変わる
調達業務に関する悩みは重なる部分が多いので、メンバー同士で相談し合っています。仕事の進め方や調整の仕方の参考として、いろいろ教えてもらえる環境です。その一方で、取引先企業の事情はケースバイケースで、「こうすれば必ず上手くいく」といった正解はありません。そこがこの仕事の難しさであり、面白さでもあると思います。
調整や交渉は、人と人とのコミュニケーションが重要。発注する立場である私たちの要望を聞いてもらったり、逆に取引先企業からの意見も言ってもらえるような関係性を、日常的に築いておけるかが重要だと感じています。気持ちの良いコミュニケーションの一つとして、私が心がけているのは、レスポンスの早さです。問い合わせのメールが来たら、なるべく早く返事をします。即答できる内容でない場合も、確認している旨をまず伝えることで、相手を不安にさせないようにしています。
ある1日のスケジュール
- 8:30
- 出社、メールの確認。
担当する取引先企業の数が多いので、情報や状況を整理します。 - 9:30
- チームメンバーと当日の業務確認。
より効率よく必要な仕入れを達成するための意見を出し合います。 - 10:00
- 取引先企業と補修部品納期を調整。
日ごろから丁寧な会話を心がけ、相互に柔軟な対応が出来る関係性を作っていこうと考えています。 - 12:00
- チームミーティングで打ち合わせ。
進捗状況を共有します。 - 12:30
- 昼休み。昼食はカフェテリアで、栄養バランスも考えつつ好きなものを選びます。
- 13:30
- 昼休み明けから補修用部品の発注業務。
需要動向を考慮して次月以降の発注計画を立てます。 - 15:30
- 取引先企業との打ち合わせ。
一緒に、部品供給の課題抽出や改善について取り組んでいます。 - 17:00
- 個別問合せ対応。急な変更が入ると、取引先企業との確認メールのやり取りが一気に増えます。
- 19:00
- 退社
退社。納期の短い調達の対応が集中し、残業することもあります。大変な時もありますが、やりがいを感じることも多いです。
毎日使える福利厚生
日野グローバルロジスティクスの魅力は、福利厚生に力を入れているところです。最近特に充実してきていて、コーヒーサーバーが設置されたのですが、仕事の合間にコーヒーを飲みながら息抜きをしています。
それ以外にも、カフェテリアにサラダバーが設置されました。毎日出来立てのおいしいランチが食べられることに加えて、サラダも食べ放題。なかなか家で野菜を摂ることが出来ない私にとって、とてもありがたい存在です。休みの取りやすさも魅力だと思います。仕事が落ちついている時期は「今週末休みます」といったかたちで、直前でも休みを取ることができます。残業が続いた後には「フレックスで早く上がっていいからね」と上司から声をかけてもらうこともあり、そんな日は寄り道をして買い物をしたり、おいしいものを食べてから帰ったり。オンとオフの切り替えがしっかりとできています。
休日の過ごし方
バイク仲間がいるので、予定が合うときは一緒に奥多摩や秩父などの山にツーリングに出かけています。風と自然を全身に感じながら走るのが心地よく、リフレッシュになっています。一日外に出たら、もう一日は家にこもってゲーム。ダラダラ過ごす休日も好きです。